HHKB(Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID 無刻印/白(英語配列))を購入してから5ヶ月くらいたったので感想を書きたいと思います。買ったときの感想は以下の記事に書いてありますので、興味があればどうぞ。
結論
結論を先にいいますが、めちゃくちゃいいです。ふつうのキーボードに戻ることはないでしょう。いいところを語っていきます。
キー配列
HHKBのもっともよいところはこれに尽きると言ってもいいでしょう。キー配列がとにかく最強です。
- カーソルキー
HHKB英字配列を購入するときに一番不安だったのがこのカーソルキーです、英字配列にはカーソルキーがありませんから、Fnキーとの組み合わせで入力します。ただ使ってみると、このカーソルキーの運用方法がHHKBの最大のメリットと感じました。というのもFnキーと同時押しなので、カーソル移動するときにホームポジションから移動する必要がないんですよね。これが使ってみるとものすごく快適で、コーディングや文章を入力する際にはかなり効率が上がりました。
またカーソルキー以外にもhome,end,pageup,pagedownなどもにたように配置してあるのでこれはかなり効率があがります。 - ファンクションキー
あなたはファンクションキーを見ないで押せますか? ほとんどの人が押せないと思います。私もフルキーボードでは押せません。でもHHKBなら見ないで押せます。というのもHHKBならファンクションキーがそのまま数字キーに対応しているので、数字キーが押せればそれはすなわちファンクションキーも押せるということになるからです。カーソルキーほどではないですが、これも意外に便利です。
私は以下のようなキーマップに設定してます。カーソルキーが3箇所もありますが、場合によって使い分けてます。
ただしこのメリットは日本語を書くときやコーディングをするときのメリットですね。ネットサーフィンしかしないとか、PCでゲームするなどが目的の人には向いていないと思います(ネットサーフィンやゲームがメインの使用用途でこのキーボードを買う人はいないと思いますが)。
不満なところ
不満なところもいくつかあるので書いていきます。
電源がボタン
電源がボタンで、電源のランプもONにしたときについてすぐに消えるので、現在電源が入ってるのか入ってないのかよくわかりません。スイッチにしてほしかったです。
電池
バッテリーが電池です。私はエネループで運用していますが、一ヶ月くらいしか持ちません。なぜバッテリーにしないのか謎です。省エネモード的な設定もありますが、このモードはあまりにも不便なのでもちろん使っていません。
あと電池を入れるところが出っ張ってるのが邪魔です。
キーが重い
これは買ったときから思ってましたが、キーが重いです。使っているうちにかなりなれたのであまり気にならなくなっているとはいえ、もし35gが出たら即買います。
テンキーは必要
これはHHKBに特有のものではないですが、テンキーは必要だなと感じています。ちょっとした数値ならば問題ないですが、数値を多く入力するとき用に別途テンキーは用意したほうがいいと思います。カーソルキーがないことよりテンキーがないことに困るのは予想外でした。
その他
無刻印ってどうなの
キー配列は使っているうちにほぼ覚えました。ただ記号はプログラミングしない人だと一生覚えられないと思うので、そういう人は無刻印はやめたほうがいいと思います。逆に言えばプログラミングする人なら記号の配列はすぐに覚えます。
ただ、覚えれば問題ないかというとそうでもありません。ホームポジションに手を置いてれば困らないですが、キーボードに手を置いていないときに一つのキーだけ押したいみたいなときが時々あります、こういうとき困ります。あくまで無刻印は百害あって一利なしです。ロマンです。
英語配列ってどうなの
個人的には英語配列にしてよかったと思っています。カーソルキーは別にいらないし、backspaceが近いのもいいですね。必要最低限のキーがコンパクトにまとまっている感じです。
日本語配列と英語配列では記号の配列が違いますが、これもすぐに慣れました。
とはいえ英語配列のメリットがあるかと言ったらそんなに大きなものはないので、いま日本語配列を使ってるなら別にそのまま日本語配列でいいと思います。英語配列が気になるなら英語配列に変えてもいいと思います、使えずに困るということはたぶんないんじゃないかな。
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